1998年12月6日日曜日

里山さわやか隊看板完成

(五斗蒔だより1998年12月号掲載)

旧ホームページから

里山さわやか隊看板完成

 大田黒摩利さんが作製しました。看板の用材は厚い立派な一枚板です。井出津さんから寄付していただきました。

 既に会報等でお知らせしましたが、当会がすすめる里山の保全事業に対して、環境事業団から地球環境基金の助成を受けました。その助成金によって、保全作業のために必要な草刈り機など用具類とそれを保管するための倉庫を、多くの方の協力により購入・設置できました。この倉庫の看板を、その材料、作製を会員によって、自前で作りました。

 里山さわやか隊のこれまでの活動は、従来は観察路の草刈を主として行ってきたが、今年はそれに加え、休耕田(約1200坪)の草刈を、春から秋まで同一箇所3回行いました。現在、重点として、大池小川の草刈・整備と小川に沿った道路の拡幅作業を最近取り組んでいます。

 田んぼ、小川(用水路)、農作業道、林など里山の構成要素を一体として、あるまとまった空間、面積を保全する作業に発展させたいと考えます。

 市民参加による谷津田を維持する方策を地権者、地元、行政とも一緒に考えながら進めていきたいものです。

 里山さわやか隊の隊員は現在、15名くらいで常時6~7人で作業できる体制にあります。無理せず、いい汗ながそう、をモットーにしています。多くの方の参加をお待ちしております。

(福島)-五斗蒔だより109号1998/12より抜粋